炎症の仕組みを解き明かす

前回は炎症回路ってのが解明されましたって話でした。

では、続きでーす。

炎症回路発見の３年前に日本で関節リウマチの新薬が生まれました。
それまで、関節リウマチは慢性的に悪化し続ける難病とされてきました。

しかし、新たに開発された新薬（ヒト化抗ヒトIL-6受容体抗体）は
画期的な効果をもたらし、関節リウマチの患者さんに福音をもたらしたと

評価されています。

この薬は、関節リウマチ患者さんの髄液中にIL-6（インターロイキン６）という

炎症と関連するサイトカインが非常に多いことに着目して開発されました。

サイトカインとは、様々な細胞に合図を送る働きのあるタンパク質の総称です。
IL-6というサイトカインには、細胞に炎症を起こすよう合図する働きがあると

考えられていましたので、この働きを遮断することで、関節リウマチの痛みや

腫れを消すことができたのです。

関節リウマチ患者さんにIL-6が多いことは、もっと前からわかってました。

しかし、なぜIL-6が炎症を誘導するのかの仕組みまでは、新薬ができてからも
ずっとわからないままだったんですね。

そして炎症回路の発見が、この仕組をスッキリはっきり解明してくれたのです。

仕組みさえわかれば、さらに精度の高い薬の開発が可能となります。

例えば「炎症回路のこの部分がガンを悪くしそう」ということなどがはっきり

しており、新薬の研究が進んでいるんですって。

個人的には薬（投薬、服薬）に関しては、どっちゃでもいいスタンスです。
その人本人が、「これで私は助かる！」と心の底から思えれば、なんでもありという感じです。

この考え方もきっと賛否両論あるとは思いますが、最後に責任を取るのは
ご本人なので、何をどう選択するのかもご本人ですからね。

なので、これがどうのこうのって話ではなく、最後まで行くと話がつながる

ようになっています。

シータヒーリングサロン「心のいやし　心癒庵（ここゆあん）」
さくら鍼灸整骨院内併設

〒６１２－８４９５
京都市伏見区久我森の宮町１－５５

０８０－７７０３－８９６１
（心癒庵　お問合せ、ご予約専用番号）

心癒庵は下記予約サイトから予約可能です。
（さくら鍼灸整骨院となっていますが、そのままお進みください） 

https://www.itsuaki.com/yoyaku/webreserve/storesel?client=sakura-shinkyuseikotsuin